日本列島を縦断して広い地域に大荒れの天気をもたらした台風24号の影響が、小金原団地両街区の樹木に出ました。
特に写真の6-9街区に有るハナミズキは、根本から倒れているのを翌朝発見し、その日のうちに理事で対応をしました。
このハナミズキは開花・樹勢共に問題なく見えていましたが、根本部分の腐朽が進行していたようです。
小金原団地では、5年前から現理事長が樹木のデータベースを作成して管理して来ました。
ハナミズキ・木蓮の寿命は50年と言われていますので、この団地の年齢と同じです。
小金原団地には「緑の中のくらし」という魅力も有りますが、同時に計画性の無い樹木も植えられており、緑化に関する出費が多くなっているのも事実です。
居住者の中には樹木への愛情から、「切らないで!」という意見も有ります。
しかし今までにも、大きな桜の木が倒れたことが数回有りました。
頭に当たってしまったら致命傷になりかねない樹木の枝や、皮が落ちて来たことも有ります。
もしも、小金原団地の居住者だけでなく、近隣の皆さんに何か事故が有ってからでは遅いので、今期の冬の剪定で、伐採を含めた範囲に入れることにします。
建物の資産価値を下げず、居住者に負担を掛けず、いかにして小金原団地の環境を正しく維持していくかが大きな課題です。