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小金原団地の「線」

「線」その1 7種類の樹木の街路

さくら通り・八重桜通り・銀杏通り・欅通り通り・槐通り、この5種類の樹木と街路名は色々の街でも見受けられます。
それでは、次の名前の街路樹はお分かりになりますか?
あめりかふう通り・たいわんふう通り。

答えは、アメリカ紅葉と台湾楓。
前者はカエデ科の落葉喬木、後者はフウサク科の落葉喬木。
ともにモミジに形が似ていて、秋には紅葉しますが、日本のモミジに比べサイズが大きく、後者は樹脂は薬用、線香の粘料になります。
松戸市に国名由来の樹種名を冠した街路はこの2つだけです。

小金原団地ホームページ-小金原公園

蛇足:以前にハワイ通りが有りましたが、通りにあった棕櫚(シュロ)が名称の由来とか。
今はバス停の名前が名残です。

「線」その2 電柱と電線

電柱と電線の見えない広々とした街路の上に青空が見渡せます。
用途地域が第一種住居専用地域で、戸建て住宅がほとんどを占め、それ以外は5階建ての団地、8階建てまでのマンションなど。
乱開発が防止され、電柱と電線も限られた通りに目立たないように配置されています。
50年前の先見の明に感謝しています。

小金原団地ホームページ-セミの抜け殻

「線」その3 線路と道路

市内には5つの路線と3本の国道、主要地方道、そして8本以上の県道主要道路他が通っています。
線路では常磐線が基幹であることに変わりはありませんが、JR武蔵野線に新駅(仮称 千駄堀駅)ができる報道に住民の関心は高まっています。
新京成線、北総鉄道の重要性に変化はありませんし、流鉄流山線のレトロな味わいも魅力的です。
国道では水戸街道が基幹道路ですが、464号線の役割、そして外環道の開通で利便性が高まっています。

「線」その4 バス路線

市内は京成・新京成バスが路線バスを走らせていますが、一部地域ではコミュニティー・バスも運行されています。
また、隣接する柏市などでは東武バスも利用できます。
魅力的な「点」(これからご案内予定)に恵まれた市内巡遊にはバス旅もお薦めです。

小金原分譲団地の点と線 筆者紹介

小金原団地ホームページ-中澤理事

【中澤 保夫】
市場調査、販売促進、新事業・新施設の企画立案と推進、その他の仕事を経歴。
東京・千葉・埼玉・神奈川に居住経験。
小金原分譲団地を終の棲家に決定。趣味は古代史。
2017年より小金原住宅管理組合理事に就任。
担当は「長期修繕計画」「階段委員会」「企画」など多数。

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